うるさい
楽しい
Tレックス、デビッド・ボウイと並んで
グラムロックの雄だった「スレイド」。
およそグラムロッカーらしからぬルックス。
のせいかしらないが、
意外なほどその輝かしいヒット歴に比して
評価には恵まれていない。
あらためて聴くと結構ハードな音で、
ギンギン声のボーカルとも相俟って
結構うるさい。
けど、楽しい。
リリースする曲を軒並み全英ナンバー1に
(日本の洋楽ヒットチャートの上位にも)
送り込んでいた70年代前半、
初めて彼らの曲を聴いたとき、
「このバンドはベースがいないの?」と思ったくらい
軽い音だった印象があったけれど、
どうして、どうして。
結構、骨太でヘビーなサウンドです。
全21曲入りのベスト盤で、
ジャケットの裏側に全英チャートの最高位が書かれているのだけれど、
数曲の例外を除き1けた。
しかも半分ぐらいが1位。
でも、いまだ現役とは知らんかった
↓このアルバムは結成30周年記念だったらしい。
2006/12/28に聴いたリスト
■SLADE Feel The Noize - Greatest Hits/グレイテスト・ヒッツ(1997:Rock)
■Starship Knee Deep In The Hoopla/フープラ(1985:Rock)
「ジェファーソン」って裁判の末、
使えなくなったという話は知らなかった。
私にとってはスターシップでもジェファーソン・スターシップでもなく、
ジェファーソン・エアプレーン。
「シスコはロック・シティ」や「セーラ」が収録されている
このアルバム「フープラ」は大ヒットしましたが、
ジェファーソン・エアプレーンを知る
ウッドストック世代にとってはなんだかなあ。
ジャニスも(ついでに言えばユーミンも)
憧れていたというグレイス・スリック姐御。
ジャニスも生きていたら
晩年はこんなポップ路線だったのだろうか?
まさかねえ。
グレイスは80年代後半に音楽界を離れて、
今は絵をかいて暮らしているらしい。
なんか、ほっとするねえ。
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