邦題シリーズ第2弾
昨年の暮れ、テレビを観ていたら
爆笑問題の太田光が「100万ドルのブルース・ギタリスト」
ジョニー・ウインターを
マイ・フェイバリット・アーチストに挙げていました。
太田光の感性には共感するところがままあるのですが、
「ジョニー・ウインターとはまたエキセントリックな」、と
ちと意外でした。
ジョニー・ウインターのオリジナルで、
晩年のエルビス・プレスリー御大のスマッシュ・ヒットに
「Raised On Rock」という曲があります。
邦題は
「ロックンロール魂」。
ところが同じ曲がほぼ同時期、
ジョニー・ウインターのシングルのB面にも収められたのですが、
オリジナルであるこちらの邦題は
「ジョニー・ウィンターはロック馬鹿」。
まあ、なんつーか、
確かに
「ジョニー・ウィンターはロック馬鹿」には違いないのですが…
この落差って何アレレレ!?(・_・;? 、って子どもながらに
「おいおい」って感じで突っ込み心が芽生えたことを覚えています。
だいたい、「馬鹿」って放送禁止じゃないのかなあ?
当時、ジョニーのこの曲をリクエストしたら、
DJは何といって紹介したのだろうか?
ちなみに「raise」を辞書で引いてみると、
ポーカーなんかで掛け金をつり上げるときの例の「レイズ」のことだと分かるのですが、
「Raised On Rock」って普通に訳すとどうなるのだろう?
「ロックの名声を高める」??
ちなみに「Raised On Rock」でググッてみたら
何と
ポーランドのエルビスのファンクラブサイトに当たりましたm(*T▽T*)m
世界はまだまだ、私ごときには解明できない謎に満ちています。