数日前、Wowowで「パッチギ」を見て以来、
棚をごそごそ漁って
ザ・フォーク・クルセダーズのマイブームの嵐に浸っています。
さすが井筒和幸監督。
「タモリ倶楽部」に出ているときはただの酔ったおっさんですが、
映画をつくらせると凄いぞ。
「Always 三丁目の夕日」を押さえて
堂々と2005年度の日本映画第一位にランクインさせた
キネ旬も流石です。
正確に言えば「60年代おたく」になるはずのザ・フォーク・クルセダーズは、
リアルタイムに聴いた世代ではなく、
かのユニークなデビュー曲「おらは死んじまっただ」が、
まだ小学生の自分に衝撃的だった程度の記憶。
常に時代の半歩先を行っていた加藤和彦は、
何かそのスノッブなところが嫌な感じだったし、
ジキルハイドこと北山修も、その魅力を十分に理解できないまま成長しましたが、
最近、聴くとやけにいいっす。ああ。
そんな流れで調子こいて
イチロー兄貴にはしだのりひことクライマックスの「花嫁」までリクエストしてしまいました。