
山梨県の某公営日帰り温泉に貼ってあった。
試したことはありません。
■桂枝雀 枝雀落語らいぶその(十一)
01.宿替え(1994年12月25日、上野鈴本演芸場)
02.替り目(1994年8月30日、大阪サンケイホール)
枝雀さんの「ずぴぱせんねぇ」(酔っ払いが「すみませんねえ」と謝っている)は癖になります。
ブログに記録しているように、このところ、久々に枝雀さんを聴いている。
それもまとめて聴いている。
この「らいぶ」シリーズは、脂が乗り切った晩年の貴重な高座を収録しているが、
初めて気がついたことがある。
それは、多くの演目で本来のオチでしめていないことだ。
「延陽伯」などは、多分わざとオチまで行かないところで話を終えているし、
「鷺とり」のようにオチを変えていたり、
「日和ちがい」のように、自分で新たなオチを加えているものもある。
不格好な、あるいは時代にそぐわなくなった本来のオチが気に入らなかったのだろうか?
もう少し若い頃(昭和の時代)の枝雀さんの高座は、
当時、結構見聞きしていたつもりなのだが、
「本来のオチをやらない落語家」という印象はなかったので、
結構、意外な発見だった。
この「替り目」をオチまで演じていないのは、単に時間の問題だと思いますが…