火の鳥



ストラビンスキーのこのクラシック曲を
オープニング・アクト(BGM)に始まる
イエスの最も評価の高い時期(1970年代前半)の
初の公式ライブアルバム。

当時3枚組みで発売されたこのLPを
昨日のシカゴ・アット・カーネギー・ホール同様、
やはり経済的な理由で
手にいれることができなかった
中坊の私は、
なぜか小沢征爾指揮のスタラビンスキーの「火の鳥」を
買ってしまいました。
「イエスソングス」は友人に借りて
カセットに録音しました。

このころ(1972年)に初来日したイエスは
超人的テクニックと、
イエスのもう一つの特徴である美しいハーモニーを
日本のステージでも再現し、
「レコードと同じ演奏をライブでした」と賞賛をもって
日本のファンに迎えられたものでした。

このイエスの来日公演とその成功で、
洋楽評論家方面は
「もはやプログレにあらずばロックにあらず」
とでも言わんばかりの大合唱で、
この年前後に発売された
ディープ・パープルの不朽の名作「マシン・ヘッド」と
「ライブ・イン・ジャパン」は
今にして思えば不当なくらい
評論化筋には不評でした。
このころから評論家ってあてにならんかったのよね。icon07

今回、久しぶりに、というか
初めてまともに「イエスソングス」を聴くと、
完成度の高さもさることながら、
エネルギッシュでパワフルな演奏ぶりに
驚かされました。

やっぱりロックには
「若さ」っつうか「勢い」のようなものが
不可欠だと思い知らされた感じです。
この圧倒的な演奏を聴くと、
いかにプログレとつこうが、
イエスはまごうことなきロックバンド
だと思います。

というわけで
2007/02/11に聴いたリスト
■Yes Yessongs(1973:Progressive Rock)


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