昨夜は出張から静岡に戻って久しぶりのお外ご飯。
時間も時間だったので、
「創作料理」居酒屋へ。
忘年会の流れと思しきグループで結構にぎわっておりました。
正直言って、最近けっこう流行の「創作料理」居酒屋は本当は
あまり好かん。
「マグロは素直に醤油とワサビで食わせろよ」みたいな思いを抱いてしまいます。
素材を最大限生かそうとした先人の知恵がこめられている「定番メニュー」を
そうやすやすと超えられる訳がないだろう、的な憤りを感じつつも、
「頭が固いな。保守的になったかな」という思いも実はちょっとして、反省。
そこで何が「好かん」のか、もう少し冷静に考えてみました。
思いついた理由は…
一つは、客に博打を強いるような姿勢。
「創作」が当たりなのか外れなのかまったく予想がつかず、
注文の段階で客はリスクを背負わなければなりません。
創作メニューもあり、定番メニューもありで、客に選択権を保障するのが、
「創作」に携わる人が本来持つべき謙虚な姿勢と言えないでしょうか?
二つ目はタイトルにした「プリプリえび…」のような料理名。
「本日のコーヒー」で感じる違和感とも共通するのですが、
飲食は五感に訴えるものであり、口コミ商売でもあるのだから、
分かりやすく、覚えやすく、口に出しやすい、
そして、できればセンスのよいネーミングは必須だと思う。
少なくとも私は「プリプリえび…」が人に勧めたくなるほど美味しかったとして
(実際、けっこう美味しかったのですが)、
「あの店は『プリプリえび…』がお勧めだよ」とは知人に言いにくい。
そもそも覚える自信がありましぇん。
って、愚痴のようなことばかり書いていても建設的ではないので、
じゃーん
皆さんが遭遇した
『難解(爆笑)料理名』のコメント大募集!!
できれば「爆笑」が多く集まると楽しい!
(写真)は「静岡産コシヒカリのホカホカ電気式釜煮/はかり屋☆の息子風シンプルモーニングセット」